作業の概要と工程
概要
さや管推進は、強力回転・強力推進の小口推進機として開発されました。小型・軽量強力パワーという特徴をいかした鋼管削進です。作業の操作性・安全性を配慮した工法は、多様な工事個所において効率の良い作業が可能です。
特徴
全体がコンパクトで運搬据付が簡単であり、発信立抗π900mm以上の規模で推進できます。また、鋼管削進は土質を選ばないために幅広い用途に応用が可能です。
削進施工角度を自由に設定が可能で、特にベースの分離接続が容易なため立抗に合わせて対応ができるため、斜削進もターンバックルの回転移動も任意の角度で発信が可能です。道路面から直接削進など使用範囲が多彩です。
さや削進工法
この工法は削進距離20m以下の短い工事個所に適し、さや管内部に挿入する塩ビ管で調整可能な誤差の範囲内に納まるように留意し、削進します。最大の特徴は、据付・発信が簡単なコアボーリング式のため、松杭・コンクリートパイル・H鋼コンクリート・壁などN値50以上の土丹などの削進及び到達既設人孔壁も削進が可能です。
